コロナ禍で、世間がテレワークを推奨して久しくなります。
そもそもテレワークとは何ぞや???
一般社団法人日本テレワーク協会のHPによれば、、
「テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと」らしいです。
または、Tele(遠く)とWork(働く)を合わせた造語だとも言われているみたいです。
テレワーク推奨の理由は単純で、人と人との接触を減らすためだそうですね。勿論、感染リスクの低減のためです。
今後このテレワークという働き方がどうなるのかは、注目すべきところでありますね。
自分の場合、別の理由からいわゆるテレワーク(あえて事務所を持たない)を選択して10年以上経ちます。
でも厳密にはテレワークではないような気がしてますが、何となく近いですね。自宅兼事務所。在宅仕事・・・。うーむ。
まぁ、広義の意味ではテレワークですね。
因みに、2021年1月現在では、ビジネスチャットやビデオ会議はほとんど使用してません。未だにメール、電話、対面(当然、マスクと社会的距離必須)が多いです。必要に応じてこれらは使用していきたいです。
具体的に、どうやって仕事をしているかといえば、先ずはお客様の所在地ですが、職場かご自宅が近場であることを意識しております。
また、在宅での仕事に関しては、先ず仕事専用の部屋が必須です。
私の場合、仕事部屋は事務机を3つほど並べております。
ここで、申告業務や帳簿等の作成をしたり、勉強したりしてます。
お客様とのコミュニケーションは訪問したり、来て頂いたり電話したり。。。庭で打ち合せしたりです。
ごくまれにLINEのビデオ通話をしたり・・・。
データも知識も経験も、全てクラウドに入れていて、どこでも見れます。FAXもメールで見れるようにしております。
その他、挙げればキリが無いですが、iphoneを駆使したり、ノートPCを持ち歩いたり・・・。
かくいう私も若い頃は、満員電車に揺られながら、ちゃんと都内に通勤してました。
で、税理士で独立したての若い頃は、軌道に乗ったら事務所を借りて、広告打って、人を雇って、・・・・とか考えたことも何度も何度もありました。
でも、自分の器はもちろん、専門職である税理士業のことや、育児の事やリスク、生活の質(QOL)など、色々と熟考の末、現在に至ります。
(今後どうするかは決めてません。)
在宅での仕事の場合、やはりモチベーションの維持が難しいです。
仕事の成果というか、効率に関して言えば、会社内での仕事への集中との単純比較ですが、これは、会社内の方が緊張感を持てますので、通勤して会社にいた方が効率は良い人が多いとは思います。これは私も未だにそう思います。
例えば仕事のスイッチが通勤電車の人は、それが無くなります。
ですので、別のスイッチや自分なりの方法を考え、編み出せれば、それで最初の一歩は成功なんだと思います。
(私は早朝のランニングというか軽めのウォーキングがスイッチです)
どうしても仕事する気が無い日?時間??
もちろん、多々あります。この働き方の場合、そういった生理現象について、まずは、それをあるがままに受け入れるのが、自分にとって非常に重要と感じました。
人間です、人の目が無い状態で、ずっと真面目に仕事だけできません。ですので、やる気が出ない日これをあるがままに受け入れます。
そのうち危機感感じて勝手に仕事しちゃいます。
ですので、全くやる気が無い日は、平日の水曜であっても休んじゃえ!!
真面目な人は、多分、最初は罪悪感すら覚えます。
むしろそういう人はこの働き方・・・・。
意外と合ってますよ。人によってはメリットの方が多いんです。
例えば通勤の時間を削減出来ますし、医者にもかかりやすいです。勿論、授業参観等にも出席しやすいです。集中力維持のための昼寝も良いと思います。
また、個人事業の場合は固定費が極端にかかりません。これは非常に嬉しいメリットです。
無論、テレワークが可能な職種であっても、個々の職業により違いはあると思います。
でもどのような形であれ、納期等をしっかりと守って責任感ある仕事を全うすれば、仕事自体は出来ると思います。
個々の事情は個々で解決しなければなりませんが、例えば育児との両立は十分可能だと思います。
もちろん、フリーランスの自分と会社員の方とでは違いは大きいです。
でもそれさえ、(考えてみれば)一つの状況に過ぎないのです。
雇用なのか請負契約なのかの違いに過ぎない。
仕事というものを大きな視点で見てみると、テレワークで仕事するというのも多様な働き方の中での選択肢の一つなんだと信じております。
もっというと、仕事自体も長い人生の中での生活の一部に過ぎないと思う今日この頃です。