現代は女性が起業できるチャンスだと思います
税務の分野で「女性」というと、私の場合、【配偶者控除の廃止】等の議論が思い浮かびます。まぁ、配偶者は女性から見た男性もそうなのですが、多くの場合、男性の配偶者控除を取るために女性が年収103万円未満に抑える形の労働を余儀なくさせられる実情があるみたいですね。
ですが、時代は変わりつつあるようです。
現代では、夫婦共働きのご家庭も増え、政府も【女性の活躍】を支援する政策を打ち出し、企業における女性管理職登用への支援策や女性起業家の方への補助金や融資制度の創設など非常に多岐にわたって女性を【応援】しております。
他方、これからは人口が減少していくのはほぼ間違いないようです。
つまり、労働力も減少しますが、内需の減少が頭の痛い問題です。海外展開出来ない規模の小規模事業者や内需だけの産業には一見不利に感じます。
そういった意味で、これからの日本のマーケット事情はあまり良くないかも知れません。
本当にそうでしょうか?これからは、今まで誰も(男性たちが)着目しなかった分野に、女性ならではの視点で潜在しているサービスを掘り起し、世の能力ある女性たちが、例えば家事・育児に取り組みながらでも社会進出できる仕組みを作っていくこととなると思います。
また、個人的な感想です。
女性のことは女性が一番よくわかると思います。
例えば、育児や家事に追われながらの仕事は非常に大変ですが、中々男性ではそういったことに疎い方が多く、女性ならではの悩みを解決するような新たな視点でのサービスの提供、すなわち「起業」が、ひいては、これからの女性の社会進出をもっともっと後押しすると思います。
税理士である当職の起業支援で出来ることといえば、開業資金の必要額のアドバイスや収支計画、損益計画等、数字に関することが多くなりがちでございますが、現在、「女性」というキーワードのある【創業セミナー】や相談会もたくさんありますので、そういったものに出席することも大切であろうかと思います。