創業の難しさ
創業して、10年後に生存している事業は1割弱だとか言われています。
では事業の失敗とは何かを考えてみますと、会社でいうと清算とか休眠だとかでしょうか。
個人では廃業。
ちょっと違う見方をしてみます。
私が思いますに失敗の直接的な原因は資金ショートです。
事業とは言い換えれば、投下資本(資金)に利益を乗っけて回収する仕組みを作り、継続してそれを運用することといえると思います。
折角いいアイデアがあって、それを実行に移したとしても、果実(利益)を回収する前に資金が枯渇してしまったら、その時点で終了してしまいます。
そうやって10年以内に資金ショートして事業をやめてしまう方が9割いるということです。
税務や会計、あるいは会社法等の基本的な知識はいずれ必要となると思います。
しかし、その前に生き残らなければなりません。
成功する秘訣は私には分かりませんが、失敗する可能性を低くするにはどうしたらいいか?
下記の考え方が参考になれればと思います。
まず、継続して生き残る事業は「世の中に必要とされる商品やサービス」といえます。
これを考えるのが第一段階です。
つぎに、それを誰にいつ売るかです。
最後にいくらの価格で売ればリピートしてもらえるか。または新規のお客様が購入してくれるか
こういったことを考えた上で、大切な事業資金を創業当初は最小限の出費に抑え、利益回収の仕組みに乗っけて、資金を増やしていく。
具体的には、中小企業庁の出している「夢を実現する創業」という冊子にチェック項目がありましたので参考にして下さい。YESが18個以上で準備は万全という評価のようです。
